メンタル心理で人の相談を受ける時の注意

近年、ストレスによる心の病を抱えている方は少なくありません。そこで心を癒すことができるメンタル心理が注目されています。そのため、メンタル心理資格を保有している方も少なくありません。
その資格を活かし、心に病を抱えている方から相談を受けた場合、どのような点に注意して接すると良いのでしょうか?
相談を受けるときの心構えとは?
まず相談者が話しやすい環境、つまり、場所を選ぶことは大切です。その際には、プライバシーが十分に守ることができるよう配慮を示す必要があるでしょう。
また、相談者が安心して話すことができるよう、十分な時間をとることは大切です。もし忙しい素振りや、実際に忙しい中ほんの少ししか相談者のために時間を与えることが出来なければ、相談者はすべて打ち明ける気持ちにはならないことでしょう。
相談を受けるときの話の聴き方とは?
ついつい激励したくなってしまいますが、「頑張って」とか「あなたならできます!」のような言葉をかけるのはNGです。相談者は、どうしてもできなくて心の病にかかっているので、それ以上のプレッシャーを与えてはいけません。
また、「あなたより頑張っている人はたくさんいる。」とか、「そんな小さなことで悩んでもしょうがない。」などの叱責するような言葉もNGです。
すでに自責の念を持っている方が多いので、相手はさらに追い詰められてしまい、悪化してしまいます。さらに、話の内容をそらしたり、変えたりすることもやめましょう。
相談は受け止めて感情に寄り添うことが大切!
相手はカウンセラーを信用し、意を決して話しているので、それを考慮した上で、相手の話にじっくり耳を傾けることは大切です。
ただ聴いて、そのまま感情に寄り添うだけで、相談者は受け止められていると感じ、安心します。また、相談を受けた話の内容は、だれにも口外してはいけません。プライバシーを尊重することは大切です。
まとめ
メンタル心理で相談を受ける場合、相談者が話しやすい環境や場所をまず選びましょう。そして、相談者のために、ある程度の時間を作りましょう。
そして、話の聴き方に注意を払い、アドバイスをする際には、相手の気持ちに十分配慮を示したうえで、正しい言葉を選ぶことはとても重要です。そして、当たり前のことですが、プライバシーを尊重し、相談内容を口外することは控えましょう。

